
メモの魔力の要約が知りたい。
メモの魔力を購入前に内容が知りたい。
メモの魔力から得られることは何?
メモの魔力と合わせて読む関連書籍はある?
この記事ではこのような疑問を解決します。
メモの魔力は2019年もっとも売れたビジネス本。
特に20代〜30代のビジネスマンに多く購入されました。
2020年現在でも人気のビジネス本です。

この記事では、前半に「メモの魔力のメモ術から得られる5つのスキル」後半に「メモの魔力を読むことで得られる前田祐二さんの4つの思考」を紹介しています。
この記事を読み終える頃には、メモの魔力の要約が理解できて、読み終えてからするべき行動が理解できます。
また最後の方には本書の特別付録の「自己分析1000問」を無料で配布してあるリンクを紹介してあるのでぜひ受け取ってください。
目次
メモの魔力の基本情報
まずはメモの魔力の基本情報を紹介します。
以下の通りです。
書籍名 | メモの魔力 |
編集者 | 箕輪厚介 |
著者 | 前田祐二 |
発行所 | 株式会社 幻冬舎 |
発行者 | 見城徹 |
出版年 | 2018年12月25日(初版) |
いろんなテレビでコメンテーターで活躍するSHOWROOM代表の前田祐二さんとNews Picks Bookの編集長の箕輪厚介さんのコラボレーションによって、生み出されました。
発行部数は現在60万部突破(2020年7月現在電子書籍含む)
100万部を目指しているので頑張って欲しいですね。
【著者】前田祐二さんのプロフィール
前田祐二さんのプロフィールはこんな感じです。
1987年東京生まれ。SHOWROOM株式会社代表取締役社長。2010年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、外資系投資銀行UBS証券株式会社に入社。11年からニューヨークで投資家に対して株式セールス・アドバイザリー業務に従事。13年、DeNAに入社。仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げる。15年に当該事業をスピンオフ、SHOWROOM株式会社を設立。
もっと詳しく前田祐二さんのプロフィールが知りたい人は、こちらをご覧ください。
前田さんの生い立ちから書いた記事になります。
生い立ちから知れば、前田さんの壮絶な人生がよくわかると思いますよ。
>>【メモの魔力】前田祐二の生い立ちは幼少期から壮絶だった|弾き語り少年の成り上がり
前田さんは本書の他にも処女作の「人生の勝算」という本も出されています。
内容は、「人生の価値感、向かうべきベクトル(舵)を持つことが〈人生の勝算〉になる」と語られいます。
ちなみに「人生の勝算」はベストセラー。
メモの魔力はこんな人におすすめ!!

本書は以下の人におすすめです。
- 言語化が苦手で言葉につまる人
- 就活生
- 自分に自信が持てない人
- 人生の軸がまだ見つかってない人
- スキルアップしたい人
- 自分が本当は何が好きなのかわからない人
「メモの魔力」は実践本であり、自分に軸を持ちたい人におすすめの1冊。
本書を読んで実践すると確実に今の状況から変わることができる。
反対にこのような人は読む必要がありません。
- 本書を読んだ後に行動しない人
- すでに夢に向かって頑張ってる人
- 言語化することに必要性が感じられない人
メモの魔力は実践してなんぼの本。
知識をためこむだけでは意味がありません。
行動することで自分の世界が変わり始めます。
メモの魔力のメモ術で得られる5つのスキル

本書のメモ術から得られる5つのスキルを紹介します。
以下のような感じです。
得られるスキル
- 知的生産能力
- 情報獲得の伝達力
- 傾聴能力
- 構造化能力
- 言語化能力
ただこのスキルは、本書のメモ術を実践することから得れれるもの。
最強のフレームワークのメモ術を知らない人のために少しだけ説明すると、
「ファクト(事実・具体)→抽象化→転用」となります。
この最強のメモ術「ファクト→抽象化→転用」だけ必須なので覚えといてください。
話は戻って得られ得るスキルを1つずつ紹介しますね。
スキル①:知的生産能力
本書では、情報伝達のためだけの備忘録的なメモではなく、先ほど説明した「ファクト→抽象化→転用」というメモ術をします。
そのメモ術が知的生産能力を向上させます。
なぜなら、このメモ術は知的生産のために作られたから。
以下の画像をご覧ください。
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こちらの画像がメモの魔力のメモ術。
このメモ術によってアイデア(=知的生産)をうみだします。
一見すると特殊なメモで、書きにくそうですが、アイデアが生み出せるのであれば最高のメモ術ですよね。
このメモ術を繰り返すことによって知的生産能力が向上します。
スキル②:情報獲得の伝達力
本書を読んで実践するだけで、情報獲得の伝達率が向上します。
なぜなら、メモの魔力を読んだ人は常にバリ5の電波を張ってメモを取ろうとしているから。
普段私たちは、相手が100の情報を出してくれても、せいぜい30〜40くらいしか受け取れません。
ただ、「メモをとるぞ!!」って意識して訓練すれば60〜80くらいは受け取れるようになります。
意識次第で2倍の情報獲得の効果があるってすごいですよね。
ポイントとしは、どこをメモろうと考えずに最初のうちは、「全部メモってやる!!」って気持ちでやったほうがいいです。
量が質を生むという真理があるので、繰り返すうちに情報獲得の伝達力が向上します。
スキル③:傾聴能力
傾聴能力とは、相手の「より深い話」を聞ける能力。
要するに、紙のメモはコミュニケーションツールとしてかなり優秀ってことです。
理由は、相手話しているときにメモをとり始めると好印象だから。
例えば、真剣にきているレベルは同じでもメモをとり始める人とメモを取らない人では、受ける印象は違いますよね。
感情には「返報性」がある。
つまり、「何かしてもらったら、返さないと」ってことが働くので、メモをとるという行動をすることで、相手も自分に対して特別な敬意を抱いてくれるようになります。
スキル④:構造化能力
構造化能力とは、話の骨組みがわかるようになること。
メモをとることで、会議やミーティングなどのその場で展開されている議論を綺麗に構造化できるようになります。
イメージとしては、パソコンのフォルダ分け。
脳内に親フォルダと子フォルダを作ることです。
構造化能力が高まれば、議論の全体像が俯瞰してみれて、どの話をしているのか、何に向かって話しているのか把握することができる。
メモをとる時も「今この話をしているからココに書こう」とか考えなければなりませんよね。
メモを通じて構造化能力は必然的に向上するのです。
スキル⑤:言語化能力
メモをとるってことは同時に言語化しなくてはいけません。
言葉にしてアウトプットしないとメモをとれませんよね。
「メモをとるということ」=「言語化の強制」
強制的に言語化してメモをとるので、説明能力も同時に身につきます。
僕たちは曖昧な言葉をよく使いますよね。
「すごい」「やばい」などの曖昧な言葉。
「何がすごいのか?」「何がやばいのか?」ここをさらに奥深く踏み込んで考えるのがメモの魔力の本質的なメモのあり方です。
言語化のイメージとしては、「思考」→「言語化」→「メモ」という流れ。
メモをとり続ければ、自然と言語化能力は向上します。
メモの魔力を読むことで得られる前田祐二の4つの思考能力

メモの魔力を読むことで得られる前田祐二さんの思考が学べます。
以下の4つです。
前田祐二さんから学べる思考
- 前田祐二さんから学べる思考
- タコわさ理論
- 夢を叶える技術
- 本質を考える能力
- 自己分析
1つずつ説明します。
思考①:タコわさ理論(経験しないと選択肢が狭まる)
タコわさ理論とは、それを経験したことない人には選択肢が狭まるという理論。
例えば、小学生に「明日世界が終わるとしたら、最後に何を食べたい?」と質問します。
すると、「ハンバーグ」「カレー」「焼肉」とかは出ると思いますが、「タコわさ」と答える小学生はなかなかいないでしょう。
なぜなら、小学生は「タコわさ」を食べたことがないから。
美味しいか美味しくないか判断できないから食べたいと思わないのです。
人生の軸も同じ。
経験した事ないことは選択肢にありません。
つまり、人生の軸を見つけるためにも経験量をどんどん増やして「やりたいこと」を見つける確率を上げていきましょう。
思考②:夢を叶える技術(SMART)
夢を叶える技術として「SMART」フレームワークがあります。
- S:Specific(具体的である)
- M:Measurable(測定可能である)
- A:Achievable(達成可能である)
- R:Related(関連性がある)
- T:Time(時間の制約がある)
このフレームワークに基づいて夢を設定すれば、しっかりと叶う可能性が高い夢を持つことができます。
ポイントは、「S」「M」「T」の設定。
具体的で、測定可能で、時間の制約をしっかり設ければ、夢が叶う確率が確実に上がります。
夢や目標がある人は『SMAT』を利用してみよう!!
思考③:本質を考える能力
本質を考える能力とは、「抽象化」のこと。
本書の中でもこのように語られてます。
抽象化とは、端的に言うと、「具体的な事象の本質を考える」こと。
本質がわかれば、あらゆる他のことに応用ができるようになります。
抽象化するときのポイントは、「汎用性の高さ」を意識すること。
「他に行かせることはないだろうか?」と考えて抽象化することが重要。
例えば「A」のことを抽象化して「B」という本質をしる。
応用がきく事業「C」や「D」に落とし込む。
本質を知ることで、リアルでもネットでも応用がきくので、自分が目指す目標の達成に大きく近く可能性があります。
思考④:自己分析(自分を深く知る)
前田さんんは自己分析は終わりはないと言っています。
自分で自分を問うようになる。離見で自分を見つめ、あらゆる角度から自分のちょっとした意識を抽象化して、自分を深く知り続ける。この戦いは終わりません。
引用:メモの魔力
自己分析のポイントは、「意識の具体化×抽象化」です。
ほとんどの自己分析では、「意識の具体化」までですが、メモの魔力では「なぜ?」を繰り返し抽象化します。
「なんで自分はこれが好きなんだろう?」「なんで自分はこう感じるのだろう?」と言う意識をどんどん抽象化していきます。
本書では以下のように自己分析をやっています。

本書の最後にある特別付録の1000問の自己分析を答えて揺るがない自分の軸を見つけてみましょう。
メモの魔力を読み終えたら必ずやりたい4つの行動

メモの魔力は実践本です。
本書を日常で活かさなければ意味がありません。
本書を読み終えたら必ずやりたい4つの行動を紹介します。
以下のような感じです。
読んだらやりたい4つの行動
- 自己分析1000問
- モレスキンノートを買う
- 実際にメモ術を実践してみる
- メモ魔塾に入塾
1つずつ紹介します。
行動①自己分析1000問
本書の最後にある【自己分析1000問】に挑戦してみましょう。
自己分析の内容は以下のような感じです。

幼少期から現在まで。
夢や性格、経験、家族、友人、仕事などに関する1000の質問が掲載されています。
この質問に答えて「人生の軸」を見つけましょう。
人生の軸を持てれば自分今大切なことがわかるので、迷わなくなります。
毎日10問でもやれば3ヶ月ちょっとで終わりますよ。
行動②メモをとるためのモレスキンノート を買う
メモをとるためにモレスキンノート を買ってみましょう。
メモ帳としては少し高い値段のノートですが、メモ術を実践する上で形から入るのも重要です。
前田祐二さんもモレスキンノート の愛用者で、ハードカバーのノートを使っているそうです。
こちらが実際使ってるノートになります。

実際にモレスキンノート を持っているだけで気持ちは高まります。
行動③実際にメモの魔力のメモ術を実践してみる
メモ帳を買ったら、実際にメモ術を実践してみましょう。
会社での会議やミーティングに持ち出してメモ術を試してみてください。
最初は、書き方などにつまづくと思いますが、慣れてまでの辛抱です。
メモ術を試すといろんな思考が浮かんできます。
会議などでアイデアを発言してみましょう。
一目置かれる存在になれる可能性がありますよ。
行動④メモ魔塾(オンラインサロン)に入塾する
メモの魔力を買うと無料で前田祐二さんか主宰する「メモ魔塾」に入れる権利がもらえます。
詳しく書くと長くなるので、こちらの記事をご覧ください。
入塾まで具体的に書いてあるので参考になると思います。
メモの魔力と合わせて読みたい3つの関連書籍
『メモの魔力』と合わせて読みたい関連書籍は以下の3つです。
関連書籍
- 『具体と抽象』
- 『マーケット感覚を身につけよう』
- 『エッセンシャル思考』
解説していきます。
関連書籍①『具体と抽象』
永遠にかみ合わない議論、ヘイトスピーチ、ネットでの炎上。
その根底にあるのは「具体=わかりやすさ」の弊害と、「抽象=知性」の危機。
動物にはない人間の知性を支える頭脳的活動を「具体」と「抽象」という視点から解説。
具体的言説と抽象的言説のズレを四コマ漫画とシンプル図解で紹介しています。
抽象化についてより深く知りたい人におすすめです。
関連書籍②『マーケット感覚を身につけよう』
①プライシング能力を身につける
②インセンティブシステムを理解する
③市場に評価される方法を学ぶ
④失敗と成功の関係を理解する
⑤市場性の高い環境に身をおく
マーケット感覚を磨くためにこの5つの方法を紹介しています。
月間200万PVの人気ブロガーちきりんが著者。
「社会の動きがこれからどうなるのか」「いま何がいくらで売れるのか」など本質的な価値を見抜く『マーケット感覚』を解説しています。
関連書籍③『エッセンシャル思考』
①無駄なことを見極め方が学べる
②無駄なことの捨て方・断り方が学べる
③無駄なことをしない仕組み化の方法が学べる
④大切な時間を好きなもののために使える
⑤本当に結果の出ること以外を捨てる勇気が掴める
この5つのことが学べます。
とにかく忙しく作業をこなしているけど、なかなか成果が出てこないという人にはぴったりの本です。
まとめ:メモの魔力を読んでメモ術を学んだら行動してみよう。

今回は、メモの魔力の要約のまとめを紹介しました。
以下が本記事の要約です。
メモの魔力で得られる5つスキル
- 知的生産能力
- 情報獲得の伝達力
- 傾聴能力
- 構造化能力
- 言語化能力
前田祐二さんの4つの思考
- タコわさ理論
- 夢を叶える技術
- 本質を考える能力
- 自己分析
メモの魔力を読んだら実践したい4つの行動
- 自己分析1000問
- モレスキンノートを買う
- 実際にメモ術を実践してみる
- メモ魔塾に入塾
こんな感じです。
『メモの魔力』は「人生で迷っている人」や「人生の軸を見つけてない人」には本当におすすめの本です。
本書をじっくり読んで最高のメモ術を実践してみてください。
最後に本書の編集者である箕輪さんから自己分析1000問が無料で配布されているので、ぜひ受けっとってください。
以下をクリックしてください。
【無料公開】
— 箕輪オンライン厚介 (@minowanowa) January 9, 2019
『メモの魔力』特別付録「自己分析1000問」のPDFを無料公開します!
自分用やイベントなどでご自由にお使いください。
前田裕二流の自己分析のやり方は『メモの魔力』にもちろん書いてあります。笑 就活も仕事も人生もまずは自分を知ることから始まる!https://t.co/LEumPvsUPS@UGMD
今回は以上になります。